エルマーのぼうけん

 私にとって記念すべき最初の冒険小説。

 エルマー・エレベーター自身にとっても最初の冒険譚のはずなのに、妙に旅慣れている気がする。これはひょっとすると才能かもしれない。
 旅先の動物島で出くわす危険な動物たちにあれやこれやと語り、興味を持たせたりする場面も。営業なんかの素質もありそう。
 でも一番良いところは、誰も興味を持たない年老いた猫の話を聴いて、島に捕まる竜の子どもを助けに行こうとした「優しさ」かな。これが無ければ、エルマーのぼうけんは始まらなかった。

 それにしてもエルマー、何でもできるね君は。羨ましい。

エルマーのぼうけん
(著)ルース・スタイルス・ガネット
(絵)ルース・クリスマン・ガネット
(訳)渡辺 茂男
福音館書店
1963年7月発行
<単行本>

[記録日:2024/11/17 | 更新日:2025/02/08]

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